こんにちは!どりーむ訪問看護ステーションの福原です!
いつもお世話になっている佐久川政吉先生(名桜大学教授)が座長を務める、北部地区「全人的医療」研究会へ参加させていただきました。
アルツハイマー型認知症、脳血管認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症と、認知症には4種類がありそれぞれ症状が異なります。
私たちは脳の疾患としての症状(中核症状)はもちろん理解しておく必要があります。
加えて行動心理症状(BPSD。以前は周辺症状と言われていました)にどうアプローチしていくかが、生活を見る看護師の重要な役割と考えます。
講義のなかでは、認知症と診断された方の事例紹介がありました。
処方薬の調整や生活リズム、環境の調整をすることでBPSDの改善につながったケースであり、大変参考になりました。
ただ、訪問看護を利用されている方には受診を拒否し、認知症の疑いがあるものの未治療のまま生活を送っている方も多くいます。
そのような方に受診してもらうにはどうしたらよいでしょうか。
精神疾患やその他身体疾患との鑑別をするには、やはり受診は必要だと考えます。

もちろん無理やり受診させるわけにはいきません。

涌波 淳子先生(北中城村若松病院 理事長)は、
「心は見えないが、私たちは感じることができる。認知症の方は言葉で表現することが不十分である。だから私たちが感じ、想像し、理解し、対応することが必要です」
と、おっしゃっていました。
私はそこに何か、ヒントがあるような気がします。
今回の講義で学んだこと、考えさせられたことを、利用者さんの看護にしっかりと活かしていきたいと思います。
ホテル ゆがふいん おきなわ が今回の会場でした!
ファイターズの選手が宿泊しているようですよニコニコ
【おまけ♪】
講演終了後の情報交換会ではこんなに豪華な夕食がびっくりびっくりドキドキ
おいしすぎました(・∀・)
ごちそうさまでしたm(_ _)m
素晴らしい会に参加させていただき感謝いたします。